アペリティフとディジェスチフ

アペリティフとディジェスチフはご飯を食べる前と後に楽しむドリンクのことをいいます。

アペリティフ:

アペリティフは、食前酒です。ご飯を食べる前に食欲を沸かせるために飲む習慣のことをいいます。ドライな味わいで、アルコール度数もそこまで高くないのが特徴で、ビターでハーブを使ったドリンクであることが多いです。アペリティフでよく飲まれるドリンクは以下の通り:

  • ベルモット:ニガヨモギ、香草やハーブなどを配合して作られるお酒。マティーニやネグローニなどに使われるフレーバードワイン。
  • カンパリ:苦味のあるタイプのリキュールの銘柄の1つ。ネグローニに使われることが多い。
  • アペロール:明るいオレンジ色で、ビターさも含みながら甘い味わいでもあるお酒。アペロールスプリッツに使われることが多い。

ディジェスチフ:

ディジェスチフは食後に嗜むお酒です。基本的には、食事の消化を助けるために飲むと言われています。アルコール度数もやや高く、甘い複雑なフレーバーを含むドリンクであることが多いです。ディジェスチフでよく飲まれるドリンクは以下の通り:

  • ブランデー:果実酒からつくった蒸留酒。スニフターグラスで飲まれ、食後の後に少しづつ嗜む。
  • アマーロ:イタリアの様々な香草をミックスさせた食後酒。ビターなフレーバーが特徴的。
  • ポートワイン:ブランデーを添加したワインとして知られているポルトガルで作られるワイン。小さなグラスで、チーズやデザートと一緒に飲むことが多い。

最後に。

日本では中々馴染みのないアペリティフやディジェスチフの文化。飲むことが目的ではなく、食事を楽しむためのお酒として知られていたり、食事を楽しんだ後に一杯のお酒で締めくくるという慣習でもあるので、食事体験の一つでもあることが素敵ですよね。是非、今度お食事に出かける時に、食事をする前の一杯、最後の一杯、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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