ウォッカ 101(初級編)

ウォッカの成り立ち

「ウォッカ」の名前の由来は水を意味するスラブ語の「voda」からきていると言われています。正確な起源はわかっていないものの、その誕生は14世紀か15世紀初頭のポーランドかロシアだと言われています。当初は、治癒力があると信じられていたため、医療に使われるために生産されていたとか…。

 

初期のウォッカ生産

初期のウォッカは、麦やライ麦などの穀物から生産されており、シンプルなポットスティル(蒸留器)で蒸留されていました。アルコール度数も低く、出来上がったお酒は曇りがかった仕上がりでした。時間が経つにつれ、蒸留所の技術が発達し、洗練されたウォッカを生産するようになりました。

 

その後のウォッカ人気

医療目的のためにも使われていましたが、ロシアやポーランドでは徐々に人々の娯楽としても人気を集めるようになりました。ハーブやスパイスと混ぜ合わせて独特なフレーバーにしたり、物々交換のための通貨としても使われるようにもなりました。

 

そして、世界へ

19世紀になると、ウォッカの生産はロシアとポーランドを跨ぎ、蒸留所は北アメリカにまで広がっていきました。人気が上がるに連れ、良質なウォッカの需要も増えていきました。そのため、蒸溜所は高度な蒸留技術や、濾過テクニックを起用することになり、より味わいが滑らかになるようにいろんなことを試していきました。

 

現在のウォッカ

現在では、ウォッカは世界中で愛されているお酒で、いろんな国で生産されています。依然、ロシアやポーランドが良質なウォッカを生産する名産地と言われているものの、スウェーデンや、フランス、アメリカなどでも美味しくてユニークなスタイルのウォッカが生産されています。

 

ウォッカのウンチクはいかがでしたか?

治癒力があると言われ医療目的として広まったウォッカは、現在最も人気があると言っても過言ではないくらいのお酒となりました。世界各地で生産されている個性的なウォッカも、ぜひiiNomiで探して楽しんでみてくださいね。

タグ: Spirits, Vodka

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