ロゼワインはピンク色のワインで、サーモン色から、赤みが深い色まで多岐に渡ります。黒ブドウの皮をつけたまま果汁と一緒に短い間発酵させます。ロゼワインはスッキリした味わいが楽しめるため、夏場などの暑い時に楽しまれることが多いです。この記事では、ロゼの歴史、生産、フレーバーや、ペアリング方法についてご紹介していきます。
ロゼワインの歴史:
ロゼワインは、白ブドウと黒ブドウが一緒にプレスされていた古代にまで遡ります。現代のロゼの作り方は、黒ブドウの皮を果汁と一緒にプレスさせて作りますが、このやり方は20世紀にフランスで発明させれたと言われています。
生産方法:
ロゼワインは、グルナッシュ、シラー、ピノ・ノワールなどの様々な品種の黒ブドウから作られています。ブドウは潰され、果汁と一緒に皮も数時間から1日放置されてから、プレスされ樽やタンクなどで発酵の工程に入ります。皮が果汁と一緒に漬けられる時間によって、味の深みや色に変化が出てきます。
味わいについて:
ロゼワインには使われるブドウの品種、生産方法、熟成の仕方などで、様々な味わいが楽しめます。以下が、馴染みのあるロゼワインの味わいです:
- フルーティ:いちご、ラスべりー、スイカなど
- フローラル:ばら、ラベンダーなど
- 酸味:スッキリとしたライトめな味わい
食事とのペアリング:
ロゼワインはどんな食事とも合わせることができますが、特に軽食や以下のような食事と合わせるとより楽しむことができます:
- シーフード:グリルシュリンプや帆立
- サラダ:特にシトラスやレモンなどが効いたさっぱりしたサラダ
- 軽めなパスタ:ペストやトマトベースのソースなど
- 辛い食べ物:タイ料理やインド料理
- チーズ:ヤギやフェタなど
最後に:
ロゼワインは中々日頃の食事やお家で楽しむワインとして選ぼうと思ったことがないかもしれません。ただ実はいろんな顔をもち、様々な料理と合わせられることができるんですよ。甘いという印象が強いロゼワインですが、どんな品種や熟成されたワインを選ぶことで、これまで思っていたロゼワインとは全く違うものが楽しめちゃいますよ。次回は、是非近くのワインショップやお店でロゼワインを選んでみてはどうですか。